こんにちは。
尼崎市で畳専門店を営んでおります、時友畳商店のミツローです。
毎日暑い日が続きますね。
梅雨の時期は雨や曇りの日が多く、どんよりとした鉛色の空を眺めることが増えます。
そんな日が続いたあとに青空が広がると、それだけで気持ちまで明るくなったような気がしませんか?
昔から梅雨の合間の晴れ間は「五月晴れ」と呼ばれてきました。
旧暦では梅雨の時期が5月にあたるため、この名前が付いたそうです。現在では5月の爽やかな晴天を指すことが多くなりましたが、どちらにしても「青い空」は私たちの心を晴れやかにしてくれる存在ですね。
先日ラジオを聞いていると、こんな話をしていました。
実は火星では夕焼けが青く見えるそうなんです。
地球では夕焼けといえば赤やオレンジ色ですが、火星は逆。
火星の大気には非常に細かい赤い塵がたくさん舞っていて、その塵が赤い光を強く散乱させるため、夕方には太陽の周りだけ青い光が残って見えるそうです。
「同じ夕焼けでも、場所が変わればこんなに違うんだなあ」と、とても驚きました。
この話を聞いて、私はあることを思い出しました。
それは、お客様からよくいただく一言です。
畳替えが終わり、新しい畳をお部屋へ敷き込んだ瞬間、多くのお客様が驚かれます。
「えっ、畳ってこんなに青かったの!」
本当にこの言葉をよくいただきます。
普段、私たちは茶色くなった畳を見慣れています。
住み始めた頃は青かったはずなのに、毎日少しずつ色が変化するため、その変化にはなかなか気付きません。
気が付けば茶色くなり、「畳とは茶色いもの」というイメージが出来上がってしまうのです。
新しい畳は美しい青緑色をしています。
しかし、突然茶色になるわけではありません。
時間の経過とともに、
というように、ゆっくりと変化していきます。
実は、この黄金色になった頃に畳表の品質の違いがはっきり表れます。
長く育った良質ないぐさを使った畳表は、ムラのない美しい黄金色へと変化します。
一方で、短いいぐさを使った畳表では、色の変化にムラができ、バーコードのような縞模様が現れることがあります。
だからこそ、畳は新品のときだけではなく、年月を重ねた後の美しさまで考えて選ぶことが大切なのです。
さらに年月が経つと、畳の表面も傷み始めます。
座っただけでいぐさが服に付いたり、
掃除機をかけるたびに細かないぐさが取れたり、
夏に半ズボンで座るとチクチクしたり…。
このような症状が出てきたら、畳からの「そろそろ替え時ですよ」というサインかもしれません。
見た目だけでなく、畳そのものが少しずつ寿命を迎えているのです。
先日のお客様も、
「畳の部屋で洗濯物をたたむと、服にいぐさが付いてしまうんです。」
とご相談くださいました。
お話を伺うと、お住まいになって20年以上。
毎日家族を支えてきた畳ですから、傷んでくるのも当然です。
以前から気にはなっていたそうですが、
「まだ使えるかな。」
「そのうち替えよう。」
と思いながら、なかなか踏み切れなかったそうです。
そして思い切って表替えをした日。
新しい畳を見た瞬間、
「畳ってこんなに青いの!」
と驚かれました。
さらに続けて、
「畳のいい香りがするわ。今日はぐっすり眠れそう。」
とうれしい言葉までいただきました。
私たち畳屋にとって、この瞬間が一番うれしい時間です。
畳替えをすると、お部屋全体が明るくなります。
いぐさの爽やかな香りが広がり、空気まできれいになったように感じます。
そして何より、ご家族の皆さんが笑顔になります。
「もっと早く替えればよかった。」
そう言われるお客様も少なくありません。
もし、
このような状態でしたら、一度畳の状態を確認してみませんか?
新しい畳の青さと、いぐさの心地よい香りは、きっと想像以上です。
火星の青い夕焼けに驚いたように、新しい畳を見たときもきっと、
「畳ってこんなに青いの!」
という感動が待っているかもしれません。
尼崎市で畳の表替え・新調をご検討の際は、地域密着の時友畳商店までお気軽にご相談ください。
お部屋の状態やご予算に合わせて、最適な畳をご提案いたします。