こんにちは。
尼崎の畳屋のミツローです。
ここのところ、茄子をいただくことが続いています。
しかも、けっこう大きな茄子なので、なかなか食べきれません。
焼き茄子にしたり、麻婆茄子にしたりすると、とっても美味しいんですけどね。
ところが、うちの子どもは茄子が苦手。
子どもが喜んで食べてくれる茄子料理が思いつかないので、なかなか消費が進みません。
茄子というと夏野菜のイメージがありますが、まだまだ暑い日が続いているので、今でも茄子がたくさん採れるんでしょうね。
そして、秋に収穫される茄子は「秋茄子」と呼ばれます。
秋茄子といえば、昔からあることわざが思い浮かびます。
「秋茄子は嫁に食わすな」
という言葉です。
このことわざには、二つの解釈があるそうです。
一つは、秋茄子はとても美味しいので、嫁には食べさせたくないという、ちょっと意地悪な意味。
もう一つは、秋茄子は美味しいけれど、体を冷やすと考えられていたため、お嫁さんの体を気遣って食べさせないという意味です。
ずいぶん正反対の意味ですよね。
小林一茶の句にも、
「月さすや 嫁にくはさぬ 大茄子」
という句があります。
一茶がどちらの意味で詠んだのか、気になるところです。
今の時代なら、やっぱり「お嫁さんの体を気遣って」という後者の解釈のほうがいいですよね。
お嫁さんや家族が気持ちよく過ごせるようにする。
そんなことを考えながら、畳替えをさせていただいたお宅があります。
「息子が結婚することになって、彼女を連れてくるので、畳をきれいにしたい」
そんなご依頼でした。
正確には、三世代でお住まいのお宅で、おばあちゃんからのご依頼です。
以前にも畳替えをさせていただいたことがあり、長く使ってきた畳なので、畳床もかなり弱っていました。
特に、出入り口や部屋との境になっている畳は、長年人が歩くことでへたり、畳の厚みが変わってしまうほどでした。

「なんとか、もう少し分からないようにしてほしい」
というご希望でしたので、手持ちの中古の畳床の中から、大きさが合いそうなものを探して、作り替えることにしました。
できるだけ違和感が出ないように調整して、なんとか納めることができました。
これで新しく家族を迎える準備も整いました。


そして、また別のお宅では、娘さんが赤ちゃんを出産され、しばらく実家で過ごすことになったため、
「赤ちゃんを迎える前に、畳をきれいにしておきたい」
ということで畳替えをさせていただきました。

赤ちゃんが過ごす部屋なら、畳はとても相性がいいと思います。
布団を敷いて寝ることもできますし、寝返りをするようになれば、畳の上でゴロゴロできます。
ハイハイをするようになれば、畳の上を動き回ることもできます。
ミルクをあげるときも、椅子に座るより畳の上であぐらをかいたほうが安定することがあります。
おむつ替えをしたり、お昼寝をしたり、添い寝をしたり。
畳の上なら、いろいろな場面で使いやすいですよね。
もちろん、赤ちゃんが過ごす場所だからこそ、傷んだ畳のままではなく、きれいな畳にしておきたいという気持ちもよく分かります。
家族が増える。
結婚する。
赤ちゃんが生まれる。
そんな人生の節目に、畳を新しくする。

畳替えは、単に古くなった畳を新しくするだけではなく、大切な人を迎える準備にもなるんだなと感じます。
もうすぐ赤ちゃんが生まれるお宅に、畳はありますか?
もしフローリングのお部屋でも、置き畳などを使って畳のスペースを作ることができます。
赤ちゃんと一緒に過ごす場所を作りたい。
そんなときも、尼崎の畳屋ミツローにお気軽にご相談ください。