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日別アーカイブ: 2026年9月17日

こんにちは。

尼崎の畳屋のミツローです。

先日、店でこけてしまいました。

店には畳を縫う機械があり、その周りに少し段差があります。

「ここは段差があるから、足を上げないとな」

と、普段から思っていました。

ところが、その日は図面を見ながら歩いていたので、足が思ったより上がっていなかったんでしょうね。

足を段差に引っ掛けてしまいました。

前に進もうとしているところなので、引っ掛かった足を抜こうとしても、思うように抜けません。

そのまま、

バターーン!

と前に転んでしまいました。

手をついたのですが、床はコンクリート。

手首などが少し痛くなりました。

若い頃なら、足を引っ掛けても、とっさに足を抜いて、次の一歩が出ていたような気がします。

「これも歳なのかな?」

なんて思ってしまいました。

家の中にも危険はいっぱい

今回のことで、家の中にも「ちょっとした段差」があると危ないなと改めて感じました。

畳の部屋で、こんなことはありませんか?

畳の上に上敷きを敷いている。

畳が傷んできたので、それを隠すためにホームセンターなどで上敷きを買ってきて、部屋いっぱいに敷くことがあります。

例えば6畳の部屋だから、

「6畳の上敷きを買えば、ぴったり敷けるだろう」

と思いますよね。

でも、実は「6畳」といっても、部屋の大きさは同じではありません。

地域や住宅によって畳の大きさが違うため、6畳の部屋でも寸法はさまざまです。

そのため、上敷きが少し大きければ、壁際で折り曲げることになります。

反対に小さければ、上敷きがあるところと、ないところで段差ができることがあります。

上敷きはたるみが出ることも

畳屋が畳を作るときは、畳表を畳床にしっかり引っ張ってから縫い付けます。

そのあとに畳べりを付けるので、畳表にシワやたるみが出にくくなっています。

ところが、上敷きは畳表の周囲にすでにヘリが縫い付けられています。

そのため、上敷きの畳表を引っ張っても、ヘリの部分まで一緒に引っ張ることができません。

結果として、畳表にたるみが出ることがあります。

さらに、畳は基本的に敷居などとの高さを合わせて作っています。

そこへ上敷きを敷けば、その分だけ畳の表面が高くなります。

ほんの少しの高さの違いでも、歩くときには足を引っ掛ける原因になることがあります。

「鋲でしっかり固定しているから大丈夫」

と思われるかもしれません。

もちろん、上敷きを固定することは大切です。

でも、年齢を重ねると、足をしっかり上げて歩くというより、少し足を引きずるように歩くことがあります。

そうなると、ほんの少しの段差でも足が引っ掛かることがあります。

そして、転んだ場所に何もなければまだいいのですが、家の中にはテーブルや家具などがあります。

もし転んだ先に家具があったら……。

そう考えると、できるだけ「つまずく原因」を減らしておきたいですよね。

畳が傷んだら上敷きより表替え

畳が傷んできたとき、

「上敷きを敷いて隠してしまおう」

と考える方もいると思います。

上敷きは手軽ですし、価格も比較的安いものがあります。

ただ、畳を長く使うことを考えるなら、私は畳表の表替えをおすすめします。

上敷きを敷いてしまうと、畳そのものが傷んでいても見えなくなるので、そのまま何年も使ってしまうことがあります。

すると、畳の下にはホコリがたまり、さらに畳と上敷きの間にもホコリがたまりやすくなります。

ホコリや湿気がたまれば、ダニやカビの原因になることもあります。

当店で使用している畳表は、すべて熊本県産です。

もちろん畳表にはいろいろな種類があるので、予算や使い方に合わせて選ぶことができます。

選ぶ畳表によっては、上敷きを敷くのと大きく変わらない費用で、畳そのものをきれいにすることもできます。

畳が擦れて服にいぐさが付くようになった。

畳表が傷んできた。

上敷きを敷こうか迷っている。

そんなときは、まず一度、畳そのものの状態を見てみてください。

毎日歩く場所だからこそ、ちょっとした段差も「もしも」の原因になります。

私も今回、店で転んでみて、改めてそう感じました。

畳が傷んできたら、隠すだけではなく、表替えという方法があります。

尼崎で畳替えをお考えの方は、畳の状態を見ながら、どんな方法がいいのか一緒に考えます。

お気軽にご相談ください。