こんにちは。
尼崎の畳屋のミツローです。
サッカーワールドカップでは、毎大会いろいろなドラマが生まれます。
今回、私が印象に残ったのがノルウェー代表です。
1998年のフランス大会以来、28年ぶりのワールドカップ出場を果たしました。
1998年といえば、日本代表が初めてワールドカップに出場した大会でもあります。
その前には「ドーハの悲劇」があり、そして「ジョホールバルの歓喜」がありました。
サッカーファンなら忘れられない歴史ですね。
そして、ノルウェー代表といえば世界屈指のストライカー、アーリング・ハーランド選手。
豪快なゴールシーンも魅力ですが、私がもっと好きなのは勝利後のパフォーマンスです。
試合に勝つと、選手たちはピッチに座り込み、大太鼓に合わせて船を漕ぐような動きをします。
観客席も一緒になって、
「ドン・ドン・ロウ! ドン・ドン・ロウ!」
と大合唱。
この儀式は**「バイキングロウ」**と呼ばれています。
選手だけではありません。
サポーターも一緒になって喜びを分かち合う姿は、とても迫力があります。
最近では高校野球の応援でも、このパフォーマンスを取り入れる学校があるそうです。
甲子園のアルプススタンドでも見られる日が来るかもしれませんね。
私はこの光景を見て、あるものを思い出しました。
それは畳の部屋です。
畳の部屋には不思議な力があります。
リビングとは違い、床に直接座れる。
疲れたらそのまま寝転べる。
子どもはゴロゴロ遊び、大人は足を伸ばしてくつろげる。
だから自然と人が集まります。
特に大きなテレビがある和室なら、
そんな時間を過ごす場所になります。
お盆やお正月になると、実家へ帰省した家族が畳の部屋に集まり、大きなテーブルを囲んで食事をする。
そんな光景は、日本ならではの温かい風景ではないでしょうか。
もうすぐ夏休み。
お孫さんから、
「今度行くまでに畳をきれいにしておいてね!」
そんな一言を言われている方もいらっしゃるかもしれませんね。

先日、畳を新調させていただいたお客様も、まさにそんなご家庭でした。
リビングのように使われている和室。
大きなテレビがあり、家族みんなでご飯を食べる場所でもあります。
食後にはそのまま横になって昼寝をすることも多かったそうです。
しかし、お子さんが成長し、野球を頑張っていたこともあって、畳には汚れや傷みが目立つようになっていました。
特にテレビの正面にある畳は、いつも同じ場所に座っていたため、大きくへこんでいました。
長年、家族の時間を支えてきた証ですね。
今回は畳を新調することになりました。

これまでもヘリなし畳をご使用でしたので、今回もヘリなし畳をご希望。
以前は天然い草の畳でしたが、おそらく新築時によく使われる中国産の畳表だったと思われます。
現在、新築住宅のヘリなし畳には、中国産の畳表が使われることも少なくありません。
今回は、
「せっかく替えるなら、色も楽しみたい。」
ということで、**セキスイ美草(MIGUSA)**をお選びいただきました。
数あるカラーの中から選ばれたのは、
アースカラーシリーズ。
この畳表は、

の3色をランダムに織り込んでいるため、一色では表現できない深みがあります。
光の当たり方によって表情も変わり、洋室にもよく似合う、おしゃれな雰囲気になります。
ヘリなし畳との相性も抜群です。
「畳=昔ながら」
というイメージをお持ちの方も多いですが、このようなデザイン性の高い畳なら、モダンな住宅にもぴったりです。
お客様がおっしゃっていた言葉が印象的でした。
「子どもが大きくなってから、みんなでこの部屋で食事をすることが少なくなったんです。」
畳が傷んだから家族が集まらなくなったわけではありません。
でも、部屋がきれいになることで、
「今日はみんなでここで食べようか。」
そんなきっかけが生まれることがあります。
畳替えは、単に床材を新しくする工事ではありません。
家族の時間をもう一度つくるためのリフォームでもあるのです。
ノルウェー代表が「バイキングロウ」で選手とサポーターが一つになるように、畳の部屋も家族みんなが自然と集まり、笑顔になれる場所であってほしいと思います。
畳の上で笑い声が響く。
そんな光景を見ることが、私たち畳屋にとって何よりの喜びです。
「そろそろ畳を替えようかな。」
そう思われたら、お盆や夏休みに家族が集まる前がおすすめです。
尼崎市で畳の表替え・新調・ヘリなし畳をご検討の方は、ぜひミツローまでお気軽にご相談ください。
家族みんなが笑顔になれる畳の部屋づくりを、心を込めてお手伝いさせていただきます。