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畳の部屋がなくても大丈夫!リビングに畳スペースを作るメリット

こんにちは。

尼崎の畳屋のミツローです。

今日は「老人の日」なんだそうです。

もともとは9月15日が「敬老の日」でした。

ところが、ハッピーマンデー制度によって、敬老の日が9月の第3月曜日になったことで、それまで敬老の日だった9月15日は普通の日になりました。

そこで9月15日を「老人の日」としたそうです。

「老人の日」という名前の付け方は、ちょっと直接的すぎるような気もしますけどね。

そして今日は「シルバーシートの日」でもあります。

1973年、国鉄の中央線にお年寄りの優先席として「シルバーシート」が設けられたのが始まりです。

その後、1997年には、お年寄りだけでなく、妊婦さんや身体の不自由な方なども利用できるようになり、「優先席」という名称に変わりました。

私もケガをしたときに感じました

実は私、19歳のときに交通事故に遭い、左足の大腿骨を骨折したことがあります。

80日ほど入院して、退院してからは杖をつきながら学校に通っていました。

電車を乗り継いで通学していたのですが、電車の中で席を譲ってもらったのは、たった1回。

今の時代だったら、もう少し違ったのかな?

なんて思ったりします。

そんなふうに足が不自由な時期を経験して、畳の部屋で生活する大変さも感じました。

畳の上に座ってしまうと、立ち上がるのが大変なんです。

テーブルなどに手をついて、体を支えないと立ち上がれません。

その点、椅子なら立ったり座ったりがしやすかったですね。

寝るときも、布団から立ち上がるのが大変でしたし、朝になって布団を片付けるのも一苦労。

ただ、退院したばかりの頃は膝も十分に曲がらなかったので、椅子に座るのも楽ではなかったように思います。

畳の部屋で良かったこと

そんな私ですが、畳の部屋で助かったこともあります。

それは、リハビリの運動がしやすかったことです。

大腿骨を骨折すると、脚だけでなく、お尻の筋肉なども弱くなります。

特に「中臀筋」という筋肉は、体を支えるために大切な筋肉です。

片足で立ったとき、中臀筋が弱いと体が傾いてしまいます。

そこでリハビリとして行っていたのが、横向きに寝て片足を上げる運動。

「サイド・レッグ・レイズ」という運動です。

畳の上なら、横になって運動するのも気軽にできます。

床に直接寝るよりも、畳のほうがクッション性がありますからね。

畳のある暮らしは運動にもなる?

年齢を重ねると、

「昔は普通にできていたことが、ちょっと大変になったな」

と感じることがあると思います。

例えば、あぐら。

畳の部屋で座るといえば、あぐらをかくのが普通でした。

でも、椅子やソファの生活が中心になると、あぐらをかいても長時間はつらくなってきます。

これは、股関節などの柔軟性が落ちてきていることも関係しているのかもしれません。

畳の部屋なら、テレビを見ながらちょっとストレッチをしたり、横になったりできます。

布団を敷いたり、片付けたりするのも、考え方によっては毎日のちょっとした運動になります。

「運動しなきゃ」と思って特別なことをするより、普段の生活の中で自然に体を動かす。

そんな暮らし方もいいのかもしれませんね。

畳の部屋がなくても大丈夫

「うちは畳の部屋がないから……」

という方もいると思います。

でも、今の家に和室を新しく作る必要はありません。

リビングの一角に、畳スペースを作ることもできます。


薄い畳なら厚み15mmから作ることもできますが、個人的には耐久性やクッション性を考えて、30mm程度の厚みがおすすめです。

畳床にクッション性のある素材を使えば、ゴロンと横になったときも、硬い床より快適です。

畳表が傷んできたら、表替えをすることもできます。

畳そのものに重みがあるので、置いているだけでも簡単には動きませんし、裏面に滑り止めを付けることもできます。

畳は、昔ながらの「和室」という形だけではありません。

座る場所、寝転ぶ場所、ちょっと体を動かす場所。

リビングの中に畳が少しあるだけでも、暮らし方が変わるかもしれません。

「畳の部屋はないけど、畳のある暮らしをしてみたい」

そんな方も、ぜひ一度ご相談ください。

今のお部屋に合った畳スペースを、一緒に考えます。